SASAKIの備忘録

日々の出来事や感情を忘れないように・・・

【ICTの活用】授業見学を通して感じた電子黒板の利用で気を付けたいこと

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新型コロナウイルスの影響もあり,

ICT教育は今後も段階的に教育現場に入ってくると考えられる。

 

タブレット端末を利用したり,電子黒板を利用したり,

オンライン会議を利用したりといろいろな活用手段がある。

 

 

そんな中とある学校へ授業見学に行ったときの話です。

コロナウイルスが流行する前の話です)

1日を通していろいろな授業を見学する研修会でのことです。

 

社会の授業を見させてもらいました。

先生が電子黒板を利用するということで見に行くことにしました。

歴史の授業で多くの資料を電子黒板に写しながら授業をしていました。

 

資料はPowerPointを利用して,

スライド形式でたくさん用意されていました。

資料ごとにポイントが書かれていて,

今になってそういうことだったのかと,

生徒たちと一緒に授業を受けてしまっていました。

 

そんなとき,近くの生徒が小声で,

「見えないし・・・」とつぶやいていました。

その生徒の席の位置はこんな感じ・・・

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(なんでこんなところで見学しているのかとつっこみが入りそうですが・・・)

 

この配置で満足に生徒たちが電子黒板の資料が見ることができるのでしょうか。

「電子黒板の目の前の生徒」と「一番離れている生徒(緑の位置)」とでは,

視距離が異なります。適切な大きさで見れない分,何が映っているのか分からず,

「もう,いいや・・・」という気持ちになってしまいそうです。

 

では,電子黒板を一体どこに置けばいいのでしょうか・・・

正直なところ電子黒板の位置を変えたところで

クラス全員が確実にはっきりと資料を確認することは不可能に近いです。

となると何を改善すれば,「緑の位置の生徒」でも煩わしさを感じることなく,

授業に参加できるのでしょか。

 

文部科学省からこのようなガイドブックが出ていました。

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出典:文部科学省.児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブック.p11-図11

資料はこちらから:参考資料28

warp.ndl.go.jp

ポイントは電子黒板が見やすいように,

(1)反射や映り込みを避ける

(2)適切な輝度を保つ

(3)資料の大きさを確保する

 

ポイントの(1),(2)に関しては目が行き届くと思いますが,

資料の大きさに関してはもしかしたら,あいまいになってしまっていることが,

多いかもしれません。

現に,見学してた授業では細かい字が羅列されていて,

読めば「なるほど」となりますが,読めなければ「ノイズ」にしかなりません。

ということは電子黒板の配置よりも優先して,

資料の文字サイズや見やすい配色に気を配るといいのではないでしょうか。

 

正直,たくさんの文字を書いてしまうのは教員の”癖”のようなものだと思います・・・

 ・たくさんのことを伝えたい

 ・分かってほしい

 ・今日はここまで終わらせないと・・・

などなどいろいろな思いが交わり,

それが資料に体現されてしまったのではないかと思います。

 

十分な文字サイズや見やすい配色を意識して,

有効にICT機器を使って効率のいい授業を心掛けたいと,

改めて思いました。