教員採用試験の対策で,まず何を準備すればいいのでしょうか?
私自身が用意したものをご紹介します。
1 1次試験対策(専門教科+教職教養)
(1)専門教科
① 参考書
まずはこちら・・・
- 発売日: 2019/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
② 学習指導要領解説
③ 過去問
宮城県・仙台市の数学科参考書 2021年度版 (宮城県の教員採用試験「参考書」シリーズ)
- 作者:協同教育研究会
- 発売日: 2019/08/01
- メディア: 単行本
(2)教職教養
① 過去問
宮城県・仙台市の教職教養参考書 2022年度版 (宮城県の教員採用試験「参考書」シリーズ)
- 作者:協同教育研究会
- 発売日: 2020/08/01
- メディア: 単行本
② 教育法規+紙ファイル
www.japaneselawtranslation.go.jp
プラス エコノミー フラットファイル A4縦 2穴 10冊パック 79-355 ブルー
- 発売日: 2011/03/07
- メディア: オフィス用品
リストを作ると教職教養のどの分野に焦点を絞って勉強すればいいかが分かります。
私が受験したときはほぼほぼ教育法規でしたので,
関連法を含めて,インターネットで検索して原文を調べていました。
このとき,ドメインが「go.jp」であるサイトを必ず見るようにします。
go は government の略で政府機関のサイトとなり,信頼度があがりますので,
検索したらアドレスをチェックするといいと思います。
印刷できるものは印刷していつでもどこでもチェックできるように,
紙ファイルに閉じていました。
2 2次試験の対策(面接+模擬授業)
(1)面接
① 自己分析シート
自分で作成しました。過去の成功体験や失敗体験を整理していました。
これらの体験はもしかしたら,教員になったときに生徒に伝えられることが
あるかもしれないそんなことを思いながらまとめていました。
よくある長所や短所も書き出しながら,
短所に関しては,「~が苦手なので,これから○○しようと思う」のような形に
し,短所のままで終わらないようにしていました。
② 大学に保管されている過去の面接資料
先輩方の努力の結晶。どのようなことを聞かれたのか,ほぼほぼメモして,
自分なりの答えをまとめていました。理想的なものではなく現実的な回答にし,
達成できそうなものとしてまとめるように心がけていました。
(2)模擬授業
① 教育委員会のホームページ
県の教育振興計画や力を入れている分野などは徹底的に調べました。
県としてはそれらを達成してくれる人材がほしいと考えているはずなので,
なるべく調べ,自分なりの考えを持つように心がけました。
② 流行りの授業手法
私自身は電子黒板を使った授業を組み立てて本番に臨みました。
その当時は,ICT教育が定着しようとしていた時期だったので,
ICT教育に関する指導案を読んだり,資料を集めていました。
指導案に関しては,
mnavidata.edu-c.pref.miyagi.jp
各県でまとめているものがあるので,そちらを見させてもらいました。
今であれば,アクティブラーニング,生徒同士が対話している場面を,
入れてあげるといいのではないかと思います。
3 まとめ
ざっと,私自身が当時,準備していたものを紹介しました。
大体,このようなものがあれば事足りるとは思いますが,
自治体ごとで選考方法が異なりますので,
まずは去年の募集要項などをチェックするといいと思います。